桜の開花が早い、ということは

果樹

こんにちは。農業研修生のどんぐりです。

現在、果樹農家さんのところでお世話になっています。
そこは、梨を始めとして柿や桃、りんごと、様々な果樹栽培をしておられます。

冬は意外と忙しい

葉の落ちる果樹は、樹の眠る冬の間に「剪定」という不要な枝を切り落とす作業をします。
そして、梨のように棚で育てるものは、枝を棚の針金に固定していく「誘引作業」もしていきます。

そのほかにも、
余分な花芽を切り落としていく作業もあります。

これらの作業は、だいたい花が咲くまでには終わらせなければいけません。

桜の開花が早い、ということは

今年は記録的な暖かさで、春の訪れがめっぽう早く、
全国的に桜の開花が早いですね。
ここ山形も例外ではありません。

わーい、花見が早くできる
なんて喜んでいる場合ではないのです。

桜と梨や桃、リンゴは、実は同じバラ科の植物です。
つまり、桜が早く咲くと言うことは、梨、桃、リンゴの花も例年より早く咲くのです。

急ピッチの作業

先程述べたように、剪定や誘引などの作業は花が咲くまでに終わらせたいのです。
花が咲けば、次には摘花や受粉作業などが待っています。

開き掛けの梨の花芽

案の定、梨の花芽がかなり膨らんできました。
写真は豊水の花芽です。

さて、作業は本当に間に合うのか。

急ピッチで作業を進めています。
(とはいえ、スピードはそれほど上がらない。トホホ…)

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